モノと対話してカスタマイズしていくこと

自分が所有する自転車やパソコンをいじり、自分の好みに合わせてカスタマイズすることで、自分自身を表現し、自己満足を得ることができます。使いながら、自分に必要な機能や不要な機能を吟味することは、自分と物との対話のようでもあります。

さて、今回、オフロードバイクを手放すことを決めたため、自転車を快適にするために何ができるのか、何を変更すべきかを考え始めました。その結果、自転車の改造にはまってしまいました。

私が所有しているのはCannondaleのエントリーモデルMTBで、2017年モデルのTRAIL 6です。この自転車を選んだ理由は、静岡に引っ越す場合、林道遊びができるかもしれないという期待と、MTBの外見がとてもかっこいいという理由でした。ゴツいフレームと太いタイヤの組み合わせには、惚れ惚れしてしまいます。カラーもマットブラックで最高です。

しかし、購入から2年後になっても、この自転車を林道に連れ出すことはありませんでした。フロントサスペンションは重く、太いタイヤも抵抗を生じる代物となっています。加えて、MTBを屋外に置いていたため、フロントサスペンションやワイヤーがサビまみれになってしまいました。MTBがかわいそうです。

そこで、不要なフロントサスペンションなどを取り除き、リジッドフォークに交換し、舗装路・悪路に両対応したツーリングタイヤに変更しました。変更を加えた自転車で走り回ってみて、フロント変速は2年間ほとんど使っていないことに気づいたので、フロントシングルに変更することも検討しています。また、坂道を登るときに体勢が悪いため、ハンドル周りを変更する必要もあるかもしれません。改造には多額の費用がかかるため、慎重に検討しています。その一方で、自身の大腿四頭筋の軟弱さを痛感し、こればかりは自転車を改造して解決するのではなく、自分自身を鍛えなければと決心しました。

同様に、パソコンにも魅力を感じます。デスクトップパソコンは、ハードウェアの自由度が高いため、自分自身が好きなようにカスタマイズできます。ハードウェアとソフトウェアの両方を自分好みに調整することで、自分だけのパソコンを作り上げることができます。これにより、パソコンとの対話を楽しみ、自分自身を表現することができます。

自分が所有するモノには、自分自身が反映されていると感じます。モノに変化を加えることで、自分自身も変化することができます。自転車やパソコンなど、自分が所有するモノを通じて、自分自身と対話することで、自分自身を知り、成長することができるのです。